米国株(15日):ナスダックが下落、1カ月ぶり安値

米国株市場ではインターネット株や 小型株が下落。ナスダック総合指数は1カ月ぶり安値付近となった。強 気相場で最もパフォーマンスの良かった銘柄の一部に売りが出た。

テスラ・モーターズが安い。モルガン・スタンレーのアナリストが 株価が伸び悩む可能性を指摘したことが嫌気された。フェイスブックや トリップアドバイザー、ツイッターも売られた。ダウ・ジョーンズ・イ ンターネット総合指数は2.3%安と7月以降で最大の下げ。構成する41 銘柄全てが値下がりした。S&P500種株価指数はほぼ変わらず。

ウィリアム・ブレア・スモール・キャップ・グロース・ファンドの ポートフォリオマネジャー、マイク・バルキン氏は、「これら銘柄の多 くはこれまで順調に上昇していた。健全な調整の一環だ」と指摘した。

ナスダック総合指数は前週末比1.1%安の4518.90と、8月18日以来 の安値。小型株で構成するラッセル2000指数は1.2%下落。一方でダウ 工業株30種平均は0.3%高の17031.14ドル、S&P500種株価指数 は0.1%未満下げて1984.13となった。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は16日から2日間の日程で会合 を開き、債券購入プログラムの縮小や利上げ開始のタイミングなどにつ いて話し合う。この日発表された経済指標では、8月の鉱工業生産指数 は市場予想に反して7カ月ぶりのマイナスとなった。自動車生産の低下 が影響した。

IPO銘柄

ブルームバーグのデータによれば、ナスダック100指数では下落率 でこの日最大だった10銘柄は、2012年末から先週までに平均で220%余 り上昇。最も上げたのはテスラで724%高、2番目はネットフリックス で414%上昇した。

ここ最近に新規株式公開(IPO)を実施した銘柄も大きく売られ た。IPO銘柄を対象とするブルームバーグIPO指数は1.5%安と、 7月以降で最大の下げ。ツイッターは5.2%安の49.38ドルとなった。

アリババ・グループ・ホールディングはIPOへの需要堅調を受け て価格レンジを引き上げる計画だと、事情に詳しい複数の関係者が明ら かにした。匿名を条件に述べた関係者の1人によれば、アリババは IPOの仮条件レンジの上限を引き上げ70ドル弱にする見込みだ。米当 局への届け出資料によれば今までの上限は66ドル。

アリババ株

ウェドブッシュ・セキュリティーズの株式トレーディング担当マネ ジングディレクターのマイケル・ジェームズ氏は「きょうはグロース株 が売られている。金融政策をめぐり神経質になっているか、もしくはア リババ株への投資資金の調達のためかどちらかだ」とし、「アリババ株 を100万株買おうというのであれば、その購入資金が必要だ。その資金 調達のために他の5銘柄を売る必要があるというのであれば、私はそう するだろう」と続けた。

テスラは9.1%安の253.86ドル。モルガン・スタンレーのアナリス ト、アダム・ジョーンズ氏は、現在の水準から継続的に上昇し、一方向 に継続して動く可能性は低いと指摘した。

マイクロソフトは1%安の46.24ドル。同社は、人気ゲーム「マイ ンクラフト」を開発するスウェーデンのモヤンを25億ドルで買収するこ とで合意した。

原題:Nasdaq Falls to 1-Month Low in Internet Slump as Tesla Tumbles(抜粋)

--取材協力:Inyoung Hwang、Callie Bost.

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