ロシア人、フレンチ・リビエラの休日断念-制裁で立ち入り禁止

ニースのコートダジュール国際空港 には毎年、裕福なロシア人たちを乗せたプライベートジェットが続々と 降り立ったものだが、ウクライナ危機で様子が変わり始めた。

南仏好きのロシア人たちは地中海沿岸のフレンチ・リビエラに別荘 を持っている。しかし欧州連合(EU)がロシアの主要な財界人や政治 家に渡航禁止の制裁を科したことから、モスクワからニースへの自家用 飛行機でのフライトは今年1-7月に前年同期比で5%減と、2009年以 来で初めて減った。

ニースとカンヌ、サントロペの空港で社用機セクションを担当する ウンベルト・バリノ氏は「南仏に不動産を買ったロシア人は多く、ここ に来るのを楽しみにしている。往来が減ったのは初めての経験だ」と話 した。

石油取引会社、ガンボー・グループの共同創業者、ゲンナジー・テ ィムシェンコ氏は、米国とカナダによる制裁のため、保有するプライベ ートジェットのガルフストリームを格納庫入りにした。タス通信が先 月、同氏とのインタビューを報じた。同氏のスポークスマンのスチュア ート・リーサー氏はティムシェンコ氏はコメントしないと述べた。

EUは12日から対ロシア制裁を拡大する。ロシアからフレンチ・リ ビエラへの夏の訪問者が減ったことを考えると、同じようにロシア人に 人気の高いアルプスのスキーリゾートへのプライベートジェットも減り そうだ。ジュネーブ空港のロバート・デイヨン最高経営責任者 (CEO)はインタビューで、「この冬はクールシュベルに大勢のロシ ア人が来るかどうかわからない」と話した。

原題:Russians Skip Riviera Retreats as Sanctions Ground Private Jets(抜粋)

--取材協力:Alex Sazonov.

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