スコットランド独立ならウィンブルドン現象再燃か

英国人として77年ぶりに全英オープ ンテニスの男子シングルスを制し、地元勢よりも外国勢が優勢になるウ ィンブルドン現象に終止符を打ったアンディ・マレーは、スコットラン ド人だ。

英国人はこれまで、マレーが負ければスコットランド人、勝てば英 国人だと都合の良いことを言ってきたが、18日の住民投票でスコットラ ンドが独立を選べば、マレーが勝ってもユニオンジャック(英国旗)は 翻らなくなる。

スコットランド・ダンブレーン生まれのマレーは先月、全米オープ ンの会場で記者団に「スコットランドが独立すれば、自分はスコットラ ンド人としてプレーすることになるのだろう」と語った。スコットラン ドに住んでいないマレーは住民投票の投票権はない。

マレーは2012年のロンドン五輪の金メダリストでもある。スコット ランドが本当に独立してしまえば、マレーやボート女子のヘザー・スタ ニングらの金メダリストたちが16年のリオ五輪では英国選手を相手に戦 うことになるかもしれない。英国のメダル獲得数上位3位の地位も揺ら ぎそうだ。

青と白のスコットランド旗の下で戦うのはマレーにとっても奇妙な 体験だろう。「11歳でツアーを始めてからずっと英国人としてプレーし てきた。それが普通に感じられる」とマレーは話した。

原題:Scottish Independence May Pit U.K. Olympians Against Each Other(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE