3万%急騰シンクのミステリーに新展開-資金洗浄や株価操作も

株価がわずか数セントから7月に一 時3万6000%急騰し、ウォール街の注目を集めたソーシャル・ネットワ ーク・サービス(SNS)会社シンク・テクノロジーをめぐるミステリ ーが新たな展開を見せている。

監督当局への届け出によれば、中米ベリーズ沿岸部の都市ベリーズ シティーにある「マタロン」と呼ばれるガラス張りの6階建てビルが、 シンクの所在地とされるが、米検察当局は今週、このオフィスビルの同 じフロア(4階)で働くグループをニューヨーク市ブルックリンの連邦 地裁に訴追手続きした。検察は5億ドル(約537億円)規模のマネーロ ンダリング(資金洗浄)とペニー株の株価操作疑惑について2年間にわ たり捜査していた。

ブルームバーグ・ニュースが入手した文書によれば、起訴された被 告の一部は、ペーパーカンパニーを通じて顧客のためにシンクの株式数 百万株を保有。このうちケルビン・リーチ被告とローン・ノールズ被告 が経営幹部を務めるタイタン・インターナショナル・セキュリティーズ がシンクの株式を保有し、アンドルー・ゴドフリー被告の雇用主として リンクトインに登録されているコーナーストーン・コーポレート・サー ビシズが、株式の保有者を隠すための会社を設立していた。

米証券取引委員会(SEC)が「株価操作の可能性」に言及し、取 引停止に動いてから2カ月が経過するが、これまでのところ不正行為の 責任を問われた関係者はいない。

タイタンおよびリーチ、ノールズ両被告の弁護士を務めるジェイコ ブ・フレンケル氏は、米検察当局がベリーズからの身柄引き渡しを目指 す両被告は捜査について承知しておらず、自分としては無実を確信して いると電子メールでコメントした。

原題:Clues to Cynk Penny-Stock Mystery Found in Money-Laundering Case(抜粋)

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