三菱商:コートジボワールで油ガス田開発に参加へ、アフリカ4カ国目

三菱商事は12日、コートジボワール で原油・ガス田の開発に参加すると発表した。事業を主導する米アナダ ルコ・ペトロリアムから権益の一部取得で合意した。探鉱活動を経 て、2019年にも生産開始を見込む。コートジボワールで原油や天然ガス の開発事業に参加するのは日本企業では初めて。中東に偏る日本の供給 源を広げる狙いがある。

アナダルコが保有する55%の権益のうち20%を取得する。取得額は 開示していない。開発を検討しているのはコートジボワール南岸から沖 合約50キロメートルの水深2000メートルに位置する鉱区。埋蔵量を確認 するなどの探鉱事業を進めており、15年末をめどに商業生産に向けた最 終的な投資決断を行う予定。

三菱商・広報部の信濃幸男氏によると、現状の推定埋蔵量は原油換 算で3億バレル、同社の持ち分生産量は日量1万3000バレルを見込む。 英北海や米メキシコ湾などでも権益を保有しており、三菱商事全体の原 油の持ち分生産量は13年で日量3万8000バレル。この事業が順調に進め ば、同社の生産量は3割強増えることになる。

三菱商にとってはアフリカで原油事業を手掛けるのは4カ国 目。1970年代からガボンで原油生産事業に参加している。80年代からは アンゴラでも生産を手掛けるほか、リベリアでは開発に向けて探鉱を進 めている。

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