NY金(12日):続落、8カ月ぶり安値-インフレ期待弱まる

ニューヨーク金先物相場は続落し、 8カ月ぶりの安値となった。インフレヘッジの金買いが減退した。イン フレ指標となる米5年債のブレークイーブンレートは今週、昨年12月以 来の最低水準になった。

ロング・リーフ・トレーディング・グループ(シカゴ)のチーフマ ーケットストラテジスト、ティム・エバンス氏は電話インタビューで、 「金は現時点であまり魅力的な資産ではない」と指摘。「市場は当面の 間、インフレ環境は見込んでいない。ドルや株式相場の強さを背景に、 世界の資金がそれらに集まってきた。こうした動きは地政学的な緊張よ りも強い」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12 月限は前日比0.6%安の1オンス=1231.50ドルで終了した。引け後には 一時1228.10ドルと、中心限月としては1月10日以来の安値をつけた。

銀先物12月限は0.1%未満上げて1オンス=18.606ドル。一 時18.455ドルと昨年6月以来の安値となった。プラチナ先物10月限 は0.1%未満下げて1オンス=1307.50ドル。パラジウム先物12月限 は0.3%高の1オンス=836.05ドル。

原題:Gold Reaches Eight-Month Low as Inflation Expectations Dwindle(抜粋)

--取材協力:Phoebe Sedgman、Glenys Sim.

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