ユーロ圏の国債市場、格付けとの相関関係が崩れる-フィッチ

フィッチ・レーティングスによる と、ユーロ圏の周辺国について債券投資家は格付け会社よりも楽観的な ことが分かった。欧州中央銀行(ECB)のかつてない規模の刺激策を 背景に国債需要が押し上げられたことが背景だ。

国債相場の上昇でユーロ圏の利回りは過去最低に押し下げられた。 これは格付けと国債市場の相関関係が崩れていることを示すと、フィッ チのディレクター、ミシェル・ナポリターノ氏が指摘した。フィッチは 今年初めからユーロ圏4カ国の格付けを引き上げているが、キプロスと ギリシャ、ポルトガルには引き続き投資適格級を下回る格付けを付与し ている。

ナポリターノ氏は11日、ロンドンで開かれた会議で「市場はポルト ガルやスペイン、イタリアに対して当社よりも前向きにとらえている」 と述べた。フィッチは財政状況の改善が景気に反映されるまでは格付け を引き上げることはないと言明した。

原題:Fitch Sees Breakdown Between Euro-Area Bond Market, Its Ratings(抜粋)

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