ヘッジファンド運用者9割が報酬もらい過ぎ-ユニジェスチョン

ヘッジファンド運用者の10人中9人 が報酬をもらい過ぎている。20億ドル(約2140億円)相当をヘッジファ ンドに投資するユニジェスチョン・ホールディング(ジュネーブ)がこ のような見方を示し、金利とリターンの低下が手数料に反映されていな いと指摘した。

ヘッジファンドは今でも預かり資産の最大2%を手数料として徴収 するが、これでは報酬の運用成績に関係ない部分が不相応に大きくなる と、ユニジェスチョンのヘッジファンド担当責任者、ニコラス・ルーセ レット氏が述べた。運用者の報酬をもっと成績に連動させるには手数料 をなしとするか、成績連動報酬と同様に一定のリターンを上げた場合の み受け取れるようにするべきだと同氏は指摘した。

ルーセレット氏は9日の電話インタビューで、「ヘッジファンド業 界の哲学は、本物の才能がある運用者に報いるというもののはずだ。好 成績を上げた時だけ報酬を受け取るべきで、何もせずに受け取るべきで はない」と語った。

160億ドルを運用するユニジェスチョンは、うち20億ドルを同社の ファンド・オブ・ヘッジファンズを通じ60ほどのヘッジファンドに投資 している。

ヘッジファンド業界は伝統的に運用資産の2%の管理手数料と利益 の20%前後の運用報酬を徴収してきたが、投資家を引き付けるために手 数料を引き下げるファンドもある。ブルークレスト・キャピタル・マネ ジメントは今月、コンピューターを使って売買する82億ドル規模の同社 ファンドで手数料率を2%から1.5%に引き下げた。

原題:Most Hedge-Fund Managers Are Overpaid With Fees, Unigestion Says(抜粋)

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