アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式市場では、中国本土銘柄の指標であるハンセン中国企業株 (H株)指数が続落。自動車メーカーやエネルギーなどの銘柄が売られ た。

中国海洋石油(CNOOC、883 HK)は1.1%安。原油相場低迷と 配当落ちで敬遠された。自動車メーカーの東風汽車集団(489 HK) は3.5%安。パソコン(PC)メーカーのレノボ・グループ(聯想集 団、992 HK)は4.2%安。会長が同社株の保有を一段と減らしたことが 嫌気された。

H株は前日比0.8%安の11032.91で終了。前日は2.6%安だった。ハ ンセン指数は前日比0.2%安の24662.64。

IGインベストメントのポートフォリオマネジャー、ベンジャミ ン・タム氏(香港在勤)は「相場がかなり上昇していたため、ある程 度、値固めの段階にある。市場関係者の間では一段の刺激策が近く打ち 出されるとの観測が広がっている」と述べた。

【中国株式市況】

中国株式相場は下落。上海総合指数が1週間ぶりの安値となった。 バリュエーション(株価評価)が今年の最高水準となっていたことか ら、景気見通しに比べて株高が行き過ぎとの懸念が強まった。

乳製品メーカーの内蒙古伊利実業集団(600887 CH)が4%安な ど、日用品関連株が下げた。電池メーカーの駱駝集団(601311 CH) は4.7%高。中国軍向け製品納入の認可を得たことが手掛かり。中国 が11日発表した8月の生産者物価指数(PPI)は2年6カ月連続のマ イナスとなり、消費者物価指数(CPI)は4カ月ぶりの低い伸びにと どまった。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数は前日比0.3%安の2311.68。上海、深圳両証取のA株に連 動するCSI300指数は0.4%安の2423.45で引けた。

華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は「最近の上昇は急激過ぎ た。このあたりで小休止し値固めする必要がある」と指摘。「インフレ 指標はかなり低水準で、対象を絞った緩和策を当局が継続するのは理に かなう。今後さらなる措置が講じられると予想しており、それが株価の 一段高のきっかけとなるだろう」と述べた。

【インド株式市況】

指標のS&Pセンセックス指数は0.2%安の26995.87で終了。*米金 融当局の利上げが予想よりも早くなる可能性があるとの懸念でリスク資 産の需要が後退*3日続落し8日に付けた過去最高値からは1.2%下落* インド石油ガス公社(ONGC)とコール・インディアはそれぞ れ3.5%下落

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比28.16ポイント(0.5%)安 の5546.13。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前営業日比15.25ポイント(0.7%)安 の2034.16。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比34.66ポイント(0.4%)安の9322.95。

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE