バッファローや牛が道路に出没-開発と野生動物に悩む香港

都市住民はネズミの出現を心配する が、香港の住民は体重500キロにも及ぶ野生動物に脅かされている。

世界で最も人口密度の高い都市の1つである香港の一部地域から数 マイル離れた場所には、牛とバッファロー1000頭余りが生息している。 閉鎖された牧場から逃げ出し、田園地帯をうろついているのだ。開発が 進むにつれて、これら動物が道路に出没し被害を及ぼしつつある。

世界各地で多くの地域が自然保全と開発のバランスを取る必要に迫 られているが、香港のケースはその極端な例だ。パリ郊外付近ではオオ カミ、米タホ湖ではクマ、カナダのハリファクスの道路ではムースが出 現する。

「開発や土地所有権、区割り、都市計画、動物政策などが関係して いる」。元俳優で、現在は香港国際空港や香港ディズニーランドがある ランタオ島のバッファロー問題に取り組んでいるホー・ロイ氏はそう語 る。

見方によって、牛は過去の牧歌的な風景の象徴にもなれば、煩わし い交通障害物にもなる。香港政府の推計によると、野生の牛約1100頭、 バッファロー120頭が生息している。

原題:In Hong Kong, You Can Find a Home Where the Buffalo Roam: Cities(抜粋)

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