エボラ出血熱に対応、米が西アフリカ派遣職員を大幅増員へ

米政府はエボラ出血熱感染が拡大し ている西アフリカ諸国に派遣する政府職員の「大幅増員」を計画してい る。また、7月に米国人感染者の移送を手掛けた救急医療用航空機運航 会社と契約を締結した。

米国務省が10日、ウェブサイトに掲載した契約書によると、現時点 で約1400人の米政府職員が感染地域で活動しており、増員が予定されて いる。世界の支援団体の職員が退避する中、米政府の支援ワーカーによ る「欠員補充が増えている」という。

7月にはエボラ出血熱に感染した米国人2人が、米ジョージア州を 拠点とするフェニックス・エア・グループによってアトランタのエモリ ー大学付属病院に移送された。契約書によれば、今後、米国人ワーカー が感染した場合の移送費用として、国務省は同社に向こう半年間に最 大490万ドル(約5億2300万円)を支払う予定。

国務省の医療担当部門のディレクター、ウィリアム・ウォルターズ 氏は「世界的に見て、このウイルスに感染した患者の移送能力について は準備ができていなかった。国務省はこのような事態を非常に深刻に捉 えている」と説明した。世界保健機関(WHO)によると、エボラ出血 熱の感染者または感染の疑いのある人は6日時点で4269人、死者は少な くとも2296人に上り、過去最悪となっている。

原題:To Fight Ebola, U.S. Plans Manpower ‘Surge’ in West Africa (1)(抜粋)

--取材協力:Stephanie Stoughton.

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