河合氏:予定通りの消費再増税を-7-9月GDP2.5%超なら

日銀の河合正弘参与は、来年10月に 予定されている消費税率の10%への引き上げについて、市場に日本が財 政再建に本格的に取り組んでいることを示すために、予定通り実施すべ きだとの考えを示した。

河合氏は、7-9月期の国内総生産(GDP)成長率が年率2.5% 以上ならば、安倍晋三首相が消費増税を決断するとの見通しを示した。

4-6月のGDP改定値が年率7.1%減に下方修正され、リーマン ショックの影響を受けた2009年以来の落ち込みになったことで、消費再 増税には先送り論が浮上している。フジテレビによると、安倍晋三首相 は11日、日銀の黒田東彦総裁と約5カ月ぶりに会談し、現在の景気情勢 について意見を交換する。

河合氏は消費増税を先送りすれば、日本が財政再建を止めたとのメ ッセージを世界に伝えることになるとの懸念を示した。河合氏は01-03 年に、黒田総裁が当時の財務省の財務官だったころ、副財務官を務め た。

河合氏は、日本が今一番避けなければいけないのは長期金利の急上 昇であり、それが起きれば日本の市場や経済に悪影響を与えると述べ た。

日銀法22条によると、参与は日銀の業務運営に関する重要事項につ いて、委員会の諮問に応じ、または必要があるときは委員会に意見を述 べることができる。

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