米大統領:イスラム国への「確固とした容赦ない」作戦を約束

オバマ米大統領は10日夜の米国民向 けの演説で、イスラム過激派「イスラム国」を打倒するため、米国が 「確固とした容赦ない」軍事作戦を展開し、米軍の空軍力で各国の地上 部隊を支援すると述べる。ホワイトハウスが演説の抜粋を公表した。

同大統領はまた、この対イスラム国作戦は米国が近年イエメンやソ マリアなどで展開した反テロ戦略に沿ったものになると説明する。イエ メンなどで米国は無人機などで空爆を行う一方、地上戦では政府軍への 支援を拡大した。

同大統領は「米国民に今回の取り組みがイラク、アフガニスタン戦 争と異なることを理解して欲しい」とし、「米国の戦闘部隊が外国領土 で戦うことはない」と述べる。

イスラム国はシリア国内に続き、イラクでも勢力を拡大。イラク国 内の米国の権益も脅かされたことから、オバマ大統領は今年8月にイラ クのイスラム国を標的とした空爆を承認した。大統領は現在、空爆をシ リア領内まで拡大させる準備を整えている。

オバマ大統領は演説で、米国が対イスラム国の「幅広い有志連合」 を率いると述べる。

ケリー米国務長官は11日、サウジアラビアを訪問し、スンニ派主流 のアラブ諸国の外相にイスラム国との戦いへの支援を求める予定。外相 会議に出席するのは湾岸諸国のほか、ヨルダン、トルコ、レバノン。シ ーア派主流のイラクも参加する。

原題:Obama Vows ‘Steady, Relentless’ Campaign Against Islamic State(抜粋)

--取材協力:Roger Runningen、Roxana Tiron.

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