中国首相:外資への開放拡大へ-独禁法めぐる懸念解消に躍起

中国の李克強首相は10日、海外から の投資に対し中国をさらに開放するとともに、革新を促進すると表明し た。外国企業が相次いで独占禁止法調査の対象となったことを受けて厳 しい対応への懸念が広がっており、こうした不安を打ち消す狙いがあ る。

李首相は天津での世界経済フォーラム(WEF)で、中国政府は輸 入拡大や知的所有権の違反者への処罰、内外企業の公平な扱いに取り組 むと述べた。会合には米クアルコムやマリオット・インターナショナル などの企業幹部も出席した。

李首相は9日、独禁法調査の対象となっている外国企業は全体 の10%にすぎないと述べており、10日の発言でその内容をさらに広げた 形。欧米の経済団体はここ数日に公表したリポートで、中国の独禁法調 査の矛先が外国企業に向けられているとの懸念を示した。在中国米国商 業会議所は独禁法の施行が「選択的で主観的だ」と批判している。

李首相は「一段と多くの外国企業や投資を呼び込み、先端技術や円 熟した経営管理の手法、他国の素晴らしい文化的な功績を採用、駆使す るため、外資に関する政策を安定的に維持し、事業環境を改善・標準化 していく」と説明した。

原題:China Premier Seeks to Reassure Investors Amid Antitrust Probes(抜粋)

--取材協力:Ludi Wang、Edmond Lococo、Sarah Chen.

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