欧州株:ほぼ変わらず、ウクライナ和平期待と緩和効果への疑念

10日の欧州株式市場で指標のストッ クス欧州600指数はほぼ変わらず。ウクライナ停戦維持への期待はある ものの、欧州中央銀行(ECB)の刺激策で景気が回復するのかという 疑念も市場に根強く、投資家は様子見を決め込んだ。

ストックス600指数は前日比0.1%未満下げて344.70で終了。一時 は0.6%下げた。ECBが予想外の利下げに踏み切り資産担保証券 (ABS)などの購入計画を発表した4日に同指数は2カ月ぶり高値を 付けたが、そこから1.2%下落している。

サクソ・バンク(コペンハーゲン)のチーフエコノミスト、ステー ン・ヤコブセン氏は電話インタビューで「金融政策をめぐるボラティリ ティが高まるリスクがある」と述べた。

個別銘柄では、ドイツの建設会社ビルフィンガーが3.6%安。スイ スの時計メーカー、スウォッチ・グループは1.8%下落。米アップルが 前日、腕時計型ウェアラブル端末「アップル・ウオッチ」など新製品を 発表したことが響いた。一方、英住宅関連用品小売りのキングフィッシ ャーは4.3%の値上がり。今期末までの経営陣の刷新予定が好感され た。

この日の西欧市場では18カ国中13カ国で主要株価指数が下落。独 DAX指数が0.1%下げ、仏CAC40指数の下落率は0.1%未満。英 FTSE100指数は0.1%未満の上昇となった。

原題:European Stocks Little Changed as Investors Weigh ECB, Ukraine(抜粋)

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