いじめと訴えたブローカー、「十分にやり返した」ため敗訴

ロンドンで米BGCパートナーズの ブローカーとして働いていた時に社内でいじめを受けたとして同社を訴 えていたロバート・ボウサイモン氏が敗訴した。同氏は少なくともやら れた程度にはやり返したと、判事が判断した。

雇用審判所のバーニス・エルゴット判事は、トレーディングフロア では侮辱や暴言は珍しくなく、「からかいや侮辱を受けたのはボウサイ モン氏一人ではなく、同氏だけが被害者なわけでもなかった」として不 当解雇の訴えを退けた。「同氏自身も同様の行動を取り、しばしば、受 けた以上の侮辱を相手に与えた」と、13日の判決文で指摘した。審判所 の決定は先週公開された。

BGCのベーシス・スワップ・デスクの責任者だったボウサイモン 氏の主張によれば、いじめは2012年2月に入社した数日後から始まっ た。新入りのブローカーが最初の取引をした後に水をかけられるという 通過儀礼の「ザ・ラン」を同氏が拒否したためだという。上司と同僚か らひどい仕打ちを受け、13年6月に退社に追い込まれたと同氏は主張し ていた。

しかしエルゴット判事は本件について、「極めて個人的で悪意のあ る侮辱」が簡易メッセージでやりとりされるというロンドンのトレーデ ィングフロアの一面を露呈するもので、こうしたコミュニケーションは 「この職場の文化の一部」だと思われるとした上で、ボウサイモン氏も 時にそのようなチャットに加わり「個人を侮辱する発言や節度を欠いた 言葉遣い」をしていたと指摘した。

原題:Ex-BGC Broker Loses Bullying Case as Judge Says Insults Common(抜粋)

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