東急:前田建、豪マッコーリーと仙台空港の運営権応札を検討-関係者

交通や不動産などの事業を手掛ける 東京急行電鉄は、前田建設工業やオーストラリアの投資銀行マッコーリ ー・グループと組んで、日本政府が進める仙台空港の運営権(コンセッ ション)売却への応札を検討している。複数の関係者への取材で分かっ た。

関係者によると、3社の企業連合のほかに、三菱地所と大成建設、 日本空港ビルディングも連合を組み、コンセッションの入札参加を検討 している。これまでに三菱商事も応札を検討していることが分かってい る。

運営権を民間に売却する方式による民営化は、安倍晋三政権が唱え る地方経済の振興策の一つ。仙台空港の運営権の売却先が決まれば、同 手法による国内初の空港民営化案件になる。政府は現在、大阪の伊丹空 港や関西国際空港の運営権を売却するための入札の準備を進めている。

東急、前田建、マッコーリー、三菱地所、大成建、日本空港ビルデ ィング、三菱商事の広報担当者はいずれもコメントを控えた。

国土交通省と宮城県庁の資料によると、仙台空港ターミナルビルな どを運営する第3セクター2社の全株式を56億8750万円で買い取ること が、入札参加の条件。応募者は、12月5日までに第1次審査書類を提出 する。第2次審査書類の提出期限は来年5月19日で、8月には優先交渉 権者が選定される予定。

仙台空港は宮城県名取市にある国の管理空港。国交省の統計による と、昨年の乗降客数は307万人で国内10位。

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