新型「アイフォーン」、画面の大型化でシニア層の顧客獲得も

米カリフォルニア州フレモント在住 の教師イーデン・アダムズさん(65)は約3年ぶりに「iPhone (アイフォーン)」を買い替えるつもりだ。

アダムズさんは娘のサムスン電子製スマホの画面が大きいことに着 目。アップルが大型画面の新型アイフォーンを発売する計画であること を知る前は、サムスン製品の購入を検討していた。

「娘のスマホは読みやすく、画質もかなり良かった」と語るアダム ズさんは、新型アイフォーンを早く買いたいと述べた。ただ「多くの新 しい機能を知りたいとは思っていない」と話す。

アダムズさんら退職年齢あるいはそれに近い人たちは「アイフォー ン6」が新たなベストセラー商品になることに貢献する顧客層になるか もしれない。アップルは9日、2種類の新型モデルを発表。1つは画面 が4.7インチ、もう1つは5.5インチだ。画面が大きい方は、サムスンや LG電子製で人気となったオーバーサイズと同じカテゴリーに属する対 抗製品だ。

スマホ市場の草分けであるアップルは、より小型の画面に力を入れ る方針から距離を置きつつある。画面が大きければ、若い人たちは電子 書籍の購読やゲーム、動画の閲覧が一層容易になり、老眼鏡が必要な人 たちにとっても画面サイズに制約されることなく書体や映像が大きくな る。

アクセンチュアが今年実施した調査によると、スマホ購入を計画し ている人の5割強がより大型の画面を選ぶ意向を示していた。

5.5インチの「アイフォーン6プラス」はサムスンの主力スマホ 「ギャラクシーS5」(5.1インチ)よりも大きく、「ノート3」(5.7 インチ)よりも若干小さいサイズとなっている。

原題:IPhones With Bigger Screens May Find Eager Buyers Among Seniors(抜粋)

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