モルガンS、不採算の債券資産をさらに圧縮へ-目標達成でも

債券トレーディング部門の縮小方針 を打ち出している米モルガン・スタンレーは、同部門における不採算の リスク加重資産について、その規模が目標額に達した後も250億ドル (約2兆6500億円)分削減することができると表明した。

ルース・ポラット最高財務責任者(CFO)は9日、ニューヨーク で開催の投資家会合で、リスク加重資産を6月末時点の1920億ドルか ら、1800億ドルに圧縮したとしても、そこで足踏みするわけではないと 説明した。

具体的には、仕組み信用商品や長期の無担保デリバティブ(金融派 生商品)を中心とした同資産250億ドル相当を手じまうとともに、10% 超のリターンが見込まれる他の資産で代替する可能性があると述べた。

モルガン・スタンレーは債券トレーディング事業に関し、採算性の 面で競合他社に後れを取っているとして、株主資本利益率(ROE)の 引き上げを目指している。ジェームズ・ゴーマン最高経営責任者 (CEO)は同部門で使用される資本額を過去3年間にほぼ半減した が、1-6月(上期)のROEは約8%と、同CEOが目標とする10% を下回った。

原題:Morgan Stanley Says It Will Cut Money-Losing Fixed-Income Assets(抜粋)

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