サマーズ元米財務長官、米原油輸出禁止措置の解除支持を表明

元米財務長官でオバマ政権の国家経 済会議(NEC)委員長も務めたローレンス・サマーズ氏は、米国の原 油輸出禁止措置の解除について、これほど明確な利益をもたらす公共政 策問題はほとんどないと述べ、禁止解除を支持する姿勢を明らかにし た。

サマーズ氏は9日、米シンクタンクのブルッキングズ研究所が開催 したイベントで、誰が不利益を被るのか理解できないと述べた。同研究 所はこの日、原油輸出の増加はガソリン価格の上昇ではなく下落につな がる可能性があるとの分析結果を発表した。

サマーズ氏は、オバマ大統領が禁止措置を解除するかどうかについ て見通しを示すことは控えた。原油輸出禁止措置は1975年、アラブ諸国 による73年の禁輸措置に対抗して米議会で決定された。同氏は、この法 律に基づけば、大統領は米国の利益にかなうと判断すれば解除する権限 があると語った。

石油業界のロビイストらは、米国のエネルギー革命継続を確実なも のにするためには禁止措置の解除が最善策だと主張している。サマーズ 氏の発言とブルッキングズ研究所の報告書はこうした業界の立場を支持 するものだ。

原題:Former Obama Aide Summers Calls for End of U.S. Oil Export Ban(抜粋)

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