7月の機械受注、前月比3.5%増-市場予想やや下回る

7月の機械受注は前月比3.5%増と なり、2カ月連続のプラスとなったものの市場予想を下回った。内閣府 は基調判断を「機械受注は一進一退で推移している」で据え置いた。

内閣府が10日発表した7月の機械受注統計(季節調整値)による と、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」は7717億 円となった。ブルームバーグ・ニュースの事前調査による予測中央値は 4%増。製造業は20.3%増の3639億円、非製造業(船舶・電力を除く) は4.3%減の4250億円。

機械受注は、企業が設備用機械をメーカーに発注する段階で集計す るため、実際の設備投資に半年程度先行するとされる。

SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは統計発表後のリ ポートで「4、5月の大幅減からの反発としては弱い。機械受注・設備 投資は2014年度に入ってから調整局面にあるとの見方に変わりはない」 と述べた。

足元で進行している円安の機械受注に与える影響について、宮前氏 は「円安を主因とした収益増は設備投資には結び付けにくい。製造業に とって円安は生産数量を増やさなくても収益が増えることを意味し、能 力増強のインセンティブにはなりにくいためだ」と説明した。

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