米ガソリン小売価格、10年以来の安値からさらに下落か

米国のガソリン小売価格は、この時 期としては2010年以来の安値となっているが、さらに下落する可能性が 高いとの見方が広がっている。シェールブームを背景に、石油精製会社 の燃料生産が過去最高水準に達しているためだ。

全米自動車協会(AAA)のデータによれば、ガソリン小売価格は メモリアルデーの祝日の5月26日以降、6.2%下げ1ガロン当たり平 均3.428ドル。夏季のドライブシーズンの始まり以降の下落率として は08年以降で最大となっている。米国の製油所の原油処理量は7月4日 以降の毎週、その時期としては過去最高水準を記録した。

シェール層の水平掘削と水圧破砕によって米国の原油生産が1986年 以来の高水準に増加していることから、原油処理業者は輸入原油より割 安な国内産原油を利用している。AAAの広報担当者、マイケル・グリ ーン氏は、小売業者が割安な冬ブレンドに移行するため、ガソリン小売 価格は10月末までにさらに1ガロン当たり10-20セント下落すると予想 している。

原題:Cheapest U.S. Gasoline Since 2010 Set to Get Cheaper: Energy(抜粋)

--取材協力:Jessica Summers、Moming Zhou、Naomi Christie.

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