米大統領:対イスラム国戦略公表へ、強硬論の中で-10日演説

オバマ米大統領は10日のテレビ演説 で過激派武装組織「イスラム国」に対する戦略を説明する。米国民と議 会、同盟国の結集を促す内容になる見通し。

米国ではシリアとイラクで勢力を拡大するイスラム国の弱体化でよ り幅広い軍事作戦を開始すべき時期だとの意見が支配的で、オバマ大統 領に追い風となっている。

演説は米東部時間10日午後9時(日本時間11日午前10時)から始ま る予定。米国民は駐留米軍をイラクから撤退させたオバマ大統領が再び 軍事的に関与する理由やコストについて説明を望んでいる。

クリス・バンホーレン米下院議員(民主、メリーランド州)はイン タビューで、「国民が聞きたいのはイスラム国の勢力を弱め、打ち負か す計画の全容だ」と指摘。「これは数発の爆弾を落として一日で決着す る問題ではないことをこの機会に大統領に説明してもらいたい」と語っ た。

これまでオバマ大統領の中東政策には過度の関与との指摘や、消極 的過ぎるといった両面の批判があった。現在、世論は一段の関与を支持 している。9日に公表されたABCニュースとワシントン・ポストの世 論調査では71%が米軍のイラク空爆を支持。65%がシリアへの空爆拡大 に賛成だと回答した。

民主、共和両党の有力議員やオピニオンリーダーも強硬な対応を望 んでいる。下院外交委員会のエド・ロイス委員長(共和、カリフォルニ ア州)はイスラム国について、「強いショックを与える必要がある」と の見解を示した。9日のMSNBCの番組「モーニング・ジョー」で語 った。

原題:Obama Sales Task on Islamic State to Balance Speed, Patience (1)(抜粋)

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