スペイン債下落、カタルーニャ独立懸念-スコットランド注目で

欧州債市場ではスペイン国債が下 落。カタルーニャ自治州で独立を求める運動が盛り上がっていることが 要因。英国北部のスコットランドでも独立賛成派の増加が世論調査で示 されている。

スペイン10年債利回りは約4カ月で最も上昇。カタルーニャは11月 9日に同州のあり方をめぐり住民投票を実施する計画だ。同国以外もユ ーロ参加国の国債は軒並み値下がり。欧州中央銀行(ECB)の資産購 入計画の規模に関する情報が得られない中、需要が減退した。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)の 債券ストラテジスト、ハービンダー・シアン氏(ロンドン在勤)は「さ らなるイベントリスクを警戒するかどうかという問題だ」と指摘。バイ エルン州立銀行のシニア債券ストラテジスト、マリウス・ダハイム氏 (ミュンヘン在勤)も「カタルーニャが独立した場合、スペインの成長 に重しとなり、同国の公的債務の持続可能性をめぐり疑問が再び浮上す るだろう」と述べた。

ロンドン時間午後4時50分現在、スペイン10年債利回りは前日比11 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.20%。これは5 月15日以来の大幅上昇。18bp上昇する場面もあった。同国債(表面利 率2.75%、2024年10月償還)価格は1.065下げ104.930。5年債利回り は10bp上昇の0.94%。イタリア5年債利回りは5bp上昇の1.05%。

ドイツ10年債利回りは4bp上昇して1%と、8月21日以来の高水 準に達した。

原題:Spanish Bonds Tumble as Scotland Swing Spurs Catalan Comparisons(抜粋)

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