ブラジル格付け見通し「ネガティブ」に引き下げ-ムーディーズ

格付け会社ムーディーズ・インベス ターズ・サービスは、ブラジルの信用格付け見通しを「ネガティブ」に 引き下げた。同国経済の低成長が短期的に改善する見込みが薄いためと している。

格付けは投資適格級で下から2番目の「Baa2」で据え置いた。 8月の経済統計でブラジルは約5年ぶりにリセッション(景気後退)入 りしたことが明らかになった。ルセフ大統領は10月の大統領選挙で再選 を目指している。

ムーディーズのシニアアナリスト、マウロ・レオス氏は「回復の兆 候が見られないことから、当社はブラジルの次期政権が経済不振に見舞 われるとみている」とリポートで指摘。「低成長が長引くことで財政状 況が悪化し、信用プロフィルが著しく損なわれる恐れがある」と続け た。

ブラジル地理統計院が8月29日に発表した4-6月(第2四半期) の国内総生産(GDP)は前期比0.6%減。1-3月(第1四半期) は0.2%減に下方修正された。

原題:Brazil Rating Outlook Cut to Negative by Moody’s on Low Growth(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE