投資機会逃して惜しいジャンク債などない-オークツリー

ディストレスト債投資で世界最大手 オークツリー・キャピタル・グループのハワード・マークス氏は、ジャ ンク債に投資せずに収益機会を逃すことより、投資して損をすることの 方が怖いと考えている。これは投資信託を買う普通の人と同じ感覚だ。

先週は投資適格級の社債で運用する投信に17億ドル(約1800億円) が流入。一方、高リスク・高利回り債ファンドからは資金が流出した。

このリスク回避志向は、6年に及ぶ事実上のゼロ金利が速いペース の景気拡大をもたらすことなどないとの投資家の見方を示している。投 資家は信用力の高い借り手に貸す方が、利回りほとんどゼロの投機的格 付け債を買うよりもましだと考え、利上げがあれば値下がりすると分か っている債券を買うこともためらわない。

マークス氏は先週のブルームバーグテレビジョンとのインタビュー で、「問題は、損することと機会を逃すことのどちらを今恐れるべきか だ」が、「逃して惜しいほどの素晴らしい機会があるようには私には思 えない」と語った。

原題:Oaktree Speaks for Mom and Pop in Rejecting Expensive Junk Bonds(抜粋)

--取材協力:Stephanie Ruhle、Erik Schatzker、Sabrina Willmer、Devin Banerjee.

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