米アップルは高級路線を堅持、腕時計型端末は約3.7万円以上

米アップルの製品は安くはない。同 社が9日発表したスマートウオッチ「アップル・ウオッチ」も例外では ない。

アップルが新興のウェアラブル(装着型)端末市場への進出を目指 してこの日発表したアップル・ウオッチはタッチスクリーンを搭載し、 健康状態の追跡や地図、音声での操作、テキストメッセージ通知などの 機能も備え、来年の早い時期に発売される。

価格は349ドル(約3万7000円)からで、カメラや音楽プレーヤ ー、ユーザーの声に反応する機能などを備えた韓国サムスン電子製スマ ートウオッチ「ギア2」の299.99ドルを上回る。また、他の装着型体調 管理機器の大部分よりも高額となる。こうしたアプローチは、消費者が アップル製品には奮発すると期待して、比較的高い価格設定で新しい製 品分野に進出するという同社の従来の戦略に沿ったものだ。2001年の音 楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」発売時に初めて使った同戦略 は07年以降のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」でも奏 功している。

JMPセキュリティーズのアナリスト、アレックス・ガウナ氏は9 日の発表前に、「アップルは全く前例のない状況で新製品の価格設定を 成し遂げてきた。アップルがこれまでに価格設定で墓穴を掘ったことは ないと思う」と語った。

モルガン・スタンレーのアナリスト、ケイティ・フーバティ氏は7 月、アップルのウェアラブル端末の発売初年度売上高を最大6000万台と 予想し、価格は約300ドルを想定していた。

原題:Apple Sticks to Premium-Price Approach With Watch at $349 and Up(抜粋)

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