ECB銀行監督、金融政策にもプラス-ラウテンシュレーガー氏

欧州中央銀行(ECB)のラウテン シュレーガー理事は8日、ECBが銀行監督やマクロ経済動向の監視、 金利政策を1つの組織で担うようになることは、中核的な責務である物 価安定の達成にも役立つだろうとの見方を示した。ECBは11月からユ ーロ圏域内銀行の監督を担う。

ECBの単一監督メカニズム(SSM)監督委員会の副議長も務め ることになる同理事はハンブルクで、「設計が適切なら、SSMとマク ロプルデンシャル面の任務はわれわれの中核的な目標を弱めることはな い」と説明。金融セクターの実態への見識を得ることで、銀行監督の任 務は「金融政策面の権能の強化にも貢献し得る」と語った。

ユーロ圏の銀行に対するECBのストレステスト(健全性審査) は10月に完了する予定で、同理事は大手130行が増資や資産売却などの 措置を通じて財務の改善を図ったと指摘。「このため、緩慢で困難な日 本型のバランスシート修復は避けられた」と述べた。

原題:Lautenschlaeger Says ECB Supervision Can Bolster Monetary Policy(抜粋)

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