米商品先物取引委、指標操作で犯罪行為と司法省に通告-関係者

金利デリバティブ(金融派生商品) などの指標であるISDAFIXレートを銀行が操作していたとされる 問題の調査で、米商品先物取引委員会(CFTC)は犯罪行為の証拠を 見つけたと米司法省に通告した。事情に詳しい関係者1人が明らかにし た。

CFTCに犯罪行為の疑いを指摘された人物が誰であるのかは不 明。CFTCは数兆ドルに上る金融商品の指標として使われている ISDAFIXレートの操作疑惑を究明するため、2012年11月に世界の 複数の大手銀行に召喚状を送付していた。CFTCの権限は民事提訴に 限られ、刑事訴追が必要と判断した場合は司法省に通告する。

ISDAFIXレートなどの指標は国際金融の基盤となるもので、 年金基金による将来の支払い義務の算定などに使われている。世界各国 の監督当局は銀行やブローカーが利益を増やすために顧客や投資家を欺 き、これら指標を操作していた疑いについて調査している。

米アラスカ電気年金基金は先週、ISDAFIXレートの操作で共 謀したとしてバークレイズやバンク・オブ・アメリカ(BOA)、シテ ィグループなど13の銀行とブローカーのICAPを提訴した。

司法省やCFTC、バークレイズ、BOA、シティ、ICAPの代 表はコメントを控えた。

原題:CFTC Said to Alert Justice Department of Criminal Rate Rigging(抜粋)

--取材協力:Bob Van Voris.

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