欧州株:続落、割高感が台頭-スコットランド懸念で英国株安い

8日の欧州株式市場では指標のスト ックス欧州600指数が続落。バリュエーション(株価評価)が注視され たほか、スコットランド独立の可能性への懸念から英国株が売られた。 北海ブレント原油が1バレル=100ドルを割り込んだことから、石油関 連銘柄も安い。

英FTSE100指数は銀行株の下げで0.3%下落。スコットランドで の融資が大きいロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ( RBS)とロイズ・バンキング・グループはそれぞれ1%以上の値下が りとなった。石油・ガス関連銘柄指数は、ストックス600指数を構成す る19の業種別指数の中で2番目にきつい下げとなった。

ストックス600指数は前週末比0.4%安の346.09で終了。一時は1% 安となった。FTSE100指数は先週付けた14年ぶり高値水準から反 落。調査会社ユーガブが英紙サンデー・タイムズの委託で実施した最新 の世論調査によれば、18日のスコットランド住民投票を控え独立賛成派 が半数を超えた。

サクソバンクのプライベートバンク部門で最高投資責任者 (CIO)を務めるタイス・クヌートセン氏は電話インタビューで、 「今週は市場がやや疲弊する可能性が高い」と指摘。「住民投票がこれ まで深刻に受け止められてきたとは思えず、独立への賛成票は英市場に 大きな失望となる。スコットランドの真剣な意図について、われわれは ほとんど把握していない」と語った。

ストックス600指数は先週1.6%上げ、2カ月ぶり高値を付けた。 ECBが3つの政策金利を全て引き下げ、資産担保証券(ABS)など の購入プログラムを発表したためだ。同指数の株価収益率(PER、予 想収益ベース)は15.5倍と、2009年以来の高水準付近。1カ月前は14.7 倍だった。

8日の西欧市場では18カ国中11カ国で主要株価指数が下落。仏 CAC40指数は0.3%下げた一方、独DAX指数は0.1%上昇。

原題:Europe Stocks Fall as Investors Assess Valuations, Scottish Poll(抜粋)

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