アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式市場ではハンセン指数が3営業日続落。中国が発表した8 月の貿易統計で輸入が市場予想に反して減少したことが嫌気された。ア ジア最大のインターネット企業テンセント・ホールディングス(騰訊) の下げも響いた。

テンセント(700 HK)は1.7%安。電力会社の電能実業(6 HK) が1.8%下げるなど、公益株も売られた。不動産開発のヘンダーソン・ ランド・デベロップメント(恒基兆業地産、12 HK)は2.1%上昇。傘下 の小売りチェーンをグループ会社に売却する計画を当局に届け出た。

ハンセン指数は前週末比0.2%安の25190.45で終了。一方、ハンセ ン中国企業株(H株)指数は0.4%上昇し11408.67で引けた。中国本土 の株式市場は祝日のため休場。9日には香港市場が祝日で休場となる。

敦沛証券の投資マネジャー、ウィリアム・ファン氏(香港在勤)は 「投資家は中国経済が7-12月(下期)に改善すると予想しているが、 この日の輸入データを見て、工業セクターは景気回復を支えるほど良く ないかもしれないとの懸念を抱いた」と指摘。その上で「資金が香港市 場に流入しつつあり、長期的に相場を少しずつ押し上げるのに寄与する はずだ。バリュエーション(株価評価)は比較的低い」と述べた。

【中国株式市況】

8日の中国株式市場は中秋節の祝日のため休場。取引は9日に再開 される。

【インド株式市況】

インド株式市場では指標のS&Pセンセックス指数が過去最高値を 更新した。原油相場の下落でインフレ懸念が後退したことを手掛かり に、通貨ルピーは7月以来の高値を付けた。

センセックス指数は前週末比1.1%高の27319.85で終了。ルピーは ドルに対し0.2%上げ1ドル=60.2950ルピーとなった。一時は60.1975 ルピーまで買い進まれた。インド国債(2024年7月償還、表面利 率8.4%)の利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低 下の8.5%。

北海ブレント原油は2013年7月以来で初めて1バレル=100ドルを 割り込んだ。インドは燃料需要の約80%を輸入に頼っているため、物価 上昇圧力の緩和に寄与する。

個別銘柄では、インド石油ガス公社(ONGC)が2.6%高と、6 月6日以来の高水準。製油会社のインド石油とヒンドゥスタン石油は10 年11月以来の高値に達した。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前週末比21.72ポイント(0.4%)安 の5576.97。

【韓国株式市況】

8-10日の韓国株式市場は秋夕の祝日のため休場。取引は11日に再 開される。

【台湾株式市況】

8日の台湾株式市場は中秋節の祝日のため休場。取引は9日に再開 される。

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