金の強気派後退、3週連続で買い越し減-ETPの価値も減る

資産運用会社による金相場上昇を見 込む買い越しは3週連続で減少した。金相場は下落し、金連動型上場取 引型金融商品(ETP)の価値は16億ドル(約1700億円)失われた。

米政府のデータによれば、投機家による売りポジションが3カ月ぶ りの高水準に増加したことを受け、金の先物とオプションの買越残高 は11週間ぶりの低水準となった。2日終了週の買越残高は20%減の7 万4031枚と、6月17日以来の低水準。金相場は先週、週間ベース で1.6%下落した。投資家はETPを通じて保有していた金13.1トンを 売却し、週間ベースの売却量は4月以降で最大だった。

米景気の改善やドル相場と株式市場の上昇を背景に金の投資需要が 抑制され、ニューヨーク市場の金の先物とオプションの建玉(未決済残 高)は5年ぶりの低水準付近となっている。ウクライナ政府が親ロシア 派との停戦に合意したほか、欧州中央銀行(ECB)の利下げに伴いド ル相場がユーロに対し約1年ぶりの高値に上昇したことを受け、金相場 は先週、下落した。

原題:Gold Bulls Retreat as $1.6 Billion Erased From ETPs: Commodities(抜粋)

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