ポンド急落、利上げ予想先送り-スコットランド懸念で英銀安い

8日の英金融市場ではポンドが急 落。ドルに対し昨年11月以来の安値となった。英国からのスコットラン ド独立の是非を問う来週の住民投票で、独立が選択されるリスクが世論 調査で浮き彫りになった。

住民投票を今月18日に控えた調査会社ユーガブの世論調査で、賛成 派が反対派を今年初めて上回った。これを受けてポンドは1年以上で最 大の下落を演じた。独立賛成派が勝利ならイングランド銀行(英中央銀 行)が利上げを遅らせるとの見方から、年限の短い国債の相場が上昇。 スコットランドでのエクスポージャーが大きい英銀株は売られた。

ロンドン時間午後5時54分現在、ポンドは1.2%安の1ポンド =1.6140ドル。一時は1.6103ドルと、昨年11月21日以来の安値を付け た。この日の下げは2013年7月5日以来で最大。対ユーロは1.1%安の 1ユーロ=80.22ペンス。一時80.37ペンスまで下げた。

2年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下 し0.77%。ポンド建て銀行間翌日物金利(SONIA)に基づくフォワ ード取引は投資家が0.25ポイントの英利上げを予想する時期を来年8月 に先送りしたことを示した。先月には2月の利上げが織り込まれてい た。

--取材協力:Richard Jones、Candice Zachariahs、John Glover、Sejul Gokal.

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