プロッサー総裁:低金利維持は危」-利上げ早い方が望ましい

米フィラデルフィア連銀のプロッサ ー総裁は6日、米経済が連邦準備制度理事会(FRB)の目標にさらに 大きく近づいており、目標達成まで金利をゼロ近くに据え置くことは 「危険な戦略だ」との見解を明らかにした。

プロッサー総裁はフロリダ州での講演で、完全雇用を達成したかど うかFRBは確実なことを言えず、労働市場が十分に改善されるまで主 要政策金利の引き上げを待てば、後になってより大幅な利上げを実施す るリスクが生じると述べた。

同総裁は「利上げに着手するのは早い方が望ましい。そうすればデ ータの改善に伴い比較的緩やかに利上げすることが可能になり、市場の 勢いに追いつくためにより急激に利上げする事態に直面しなくて済む。 当局が行動する意志を長期間先延ばしする結果、そうした事態に陥る恐 れがある」と述べた。

7月30日の連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、当局による 資産購入プログラムの終了後も「相当な期間」にわたり金利を低水準に 据え置く方針が示されたが、プロッサー総裁はそれに反対票を投じてい た。

同総裁は6日の講演で、「この文言はもはや適切もしくは妥当とは 言えない」と述べ、この声明は完全雇用と物価安定というFRBの目標 に向けた「大幅な前進」を反映しておらず、「FOMCが将来行動を取 る柔軟性を制限する」と指摘した。

さらに同総裁は講演後に記者団に対し、9月16、17両日開催の次回 FOMCでは声明の文言の変更がおそらく議題の一つになるだろうとコ メント。利上げのタイミングは雇用と物価に関する当局の目標に向けた 進展次第であることを既に声明で示しているため、「相当な期間」とい う表現を何かに置き換える必要があるかどうかは分からないとも述べ た。

原題:Plosser Says Keeping Rates Low ‘Risky’ as Labor Market Heals (1)(抜粋)

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