【ECB要人発言録】単純で透明性高い証券を購入する-総裁

9月1日から7日までの欧州中央銀 行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名を クリックしてください)。

<9月7日> ビスコ・イタリア中銀総裁(イタリア紙レプブリカとのインタビュ ー):金融安定を確保するために必要なら追加措置をためらうべきでは ない。ユーロの為替レート自体がターゲットではないが、金融政策の伝 達メカニズムにおいて極めて重要な要素だ。

<9月5日> プラート理事(イタリアのチェルノッビオで記者団に):長期融資と資 産購入が銀行の行動に頼らない緩和効果をもたらす。条件付き長期リフ ァイナンスオペ(TLTRO)と相まって講じられるこうした措置がか なりの影響をもたらすと書かれた声明の導入部分は重要な文言だ。

<9月4日> ノボトニー・オーストリア中銀総裁(国営放送ORFとのインタビュー で):利下げは主にユーロ高の反転につなげることを意図したものだ。 重要なのは為替レートへの影響で、それは非常に素早く表れた。持続す るだろう。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁(オーストリア通信に対し):貸し 手にとってのマイナス金利拡大や資産担保証券(ABS)購入プログラ ムは経済への資金供給を促進するのが狙いだ。

ドラギ総裁(政策発表後の記者会見で):(資産担保証券=ABS購入 について)単純で透明性の高い証券の幅広いポートフォリオを購入す る。全体的なインフレ見通しの弱さに加え、成長の勢いが最近になって 弱まってきたことを考慮した。政策委員の中にはこれ以上の措置を求め る者もいた。

ドラギ総裁(政策発表後の記者会見で):(政策金利について)下限制 約に達したことについて、いかなる誤解もないようにしたい。これが下 限だ。(政府に対し)大胆で重要かつ強力な構造改革がなければ、財 政・金融による景気刺激は効果を生まない

<9月3日> リイカネン・フィンランド中銀総裁(フィンランド紙カウッパレヘティ に対し):物価安定は危険な状況にない。(非伝統的な政策措置の活用 で)責務は制限を設けていない。

ラウテンシュレーガー理事(フランクフルトで):ECBの低金利はユ ーロ圏の失業問題と経済に対して長期的に良い効果をもたらす可能性が ある。経済が明確な改善を示し次第、低金利政策からの脱却が必要にな る。

前週の発言録はここをクリックしてください。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE