欧州株:2カ月ぶり高値から下落、ECB措置の効果に疑念

5日の欧州株式相場は下落。指標の ストックス欧州600指数は前日に2カ月ぶり高値を付けていた。欧州中 央銀行(ECB)が4日発表した刺激策について、景気回復を促すには 十分ではないかもしれないとの見方が浮上した。

ストックス600指数は前日比0.4%安の347.57で終了。米雇用統計を 受けて、一時は0.7%安となった。前週末からの上昇率は1.6%に縮小。 ECBは前日に大方の予想に反して3つの政策金利を全て引き下げ、資 産担保証券(ABS)などの購入プログラムも発表した。

エイムド・キャピタルのポートフォリオマネジャー、ダニエル・ウ ェストン氏(ミュンヘン在勤)は「4日発表された措置では成長促進と 雇用改善、インフレ押し上げにつながらないのではとの疑念で、この日 の相場は軟調となった」と電子メールに記した。

米労働省が発表した8月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数 (事業所調査、季節調整済み)は前月比14万2000人増加した。エコノミ ストの予想中央値は23万人増だった。

5日の西欧市場では18カ国中12カ国で主要株価指数が下落。仏 CAC40指数は0.2%、英FTSE100指数は0.3%それぞれ下げた。独 DAX指数は0.2%上昇。

個別銘柄では、英鉱山会社フレスニーヨが4.6%安、同業の英ラン ドゴールド・リソーシズは4.1%下げた。ロンドン証券取引所( LSE)グループは2.2%安。ドバイ取引所がLSE株3.1%を手放した ことが嫌気された。

原題:European Stocks Decline Amid Investor Skepticism of ECB Measures(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE