ウクライナが親ロシア派と停戦合意-EUは対ロ制裁強化検討

ウクライナ政府は親ロシア派分離主 義武装勢力との停戦に合意した。一方、欧州連合(EU)当局者らは紛 争での役割を理由にロシアに対する制裁強化を検討している。

ウクライナ政府と分離主義者らは現地時間5日午後6時からの停戦 に合意したと、ベラルーシの首都ミンスクでの会議後、欧州安全保障協 力機構(OSCE)のハイディ・タグリアヴィニ特使が記者団に述べ た。OSCEは合意の履行を監視する。

交渉にはウクライナとロシア、一方的に独立を宣言しているドネツ クとルガンスクの「人民共和国」および、OSCEの代表が参加した。

ウクライナのポロシェンコ大統領は声明で「違法な武装勢力の指導 者らに対するロシアのプーチン大統領の停戦呼び掛けと、和平計画を実 践する3者合意のミンスクでの署名を受けて、ウクライナ参謀本部に停 戦を命じる」と表明した。同大統領は7月1日に、分離主義者側に100 件以上の違反があったとして夏季の停戦を打ち切っていた。

一方、ルガンスクの指導者イゴール・プロトニツキー氏は、ウクラ イナから分離独立するという「目的」は停戦でも変わらないと述べた。 停戦が持続すれば、数カ月にわたる今回の紛争で最大の転換点となる。 戦闘ではこれまでに2600人以上の犠牲者が出ている。

ミンスクでの協議の一方で、ブリュッセルではEU28カ国の代表ら が対ロシア制裁強化の可能性を協議。ロシア国営の防衛・エネルギー企 業の一部にEU内での資金調達を禁じる案などがでていると、英当局者 が述べた。

原題:Ukraine Truce Agreed as EU Considers More Russian Sanctions (1)(抜粋)

--取材協力:Patrick Donahue、Gregory Viscusi、Thomas Penny、Phil Mattingly、Ian Wishart、Piotr Skolimowski、James G. Neuger、Piotr Bujnicki.

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