8月米雇用者数:14.2万人増、年初来最低の伸び-失業率6.1%

8月の米雇用者は今年に入り最も低 い伸びにとどまった。労働市場からの退出者が増えたことから、失業率 は低下した。

米労働省が発表した8月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数 (事業所調査、季節調整済み)は前月比14万2000人増加。増加幅は、ブ ルームバーグ・ニュースが実施したエコノミスト調査での最も低い予想 も下回った。予想の中央値は23万人増。前月は21万2000人増(速報20 万9000人増)に修正された。

家計調査に基づく失業率は6.1%と、前月の6.2%から低下した。

メシロウ・ファイナンシャルのチーフエコノミスト、ダイアン・ス ウォンク氏は「雇用者が伸び悩んだのは期待外れだが、偶発的なもので あって、トレンドではないようだ」と分析。「これでイエレン議長には 自身が望む政策を実行する余地が若干生まれる。つまりテーパリングは 終わるが、近い将来に利上げが始まることはないということだ」と続け た。

労働参加率は62.8%と、前月の62.9%から低下し、1978年以来の低 水準に並んだ。

民間部門の雇用者は13万4000人増と年初来で最低の伸び。前月は21 万3000人増だった。民間のサービス部門が11万2000人増えた一方、製造 業部門は変わらずだった。建設部門は2万人増。小売り部門は8400人減 少した。

平均時給は前月比0.2%増の24.53ドル。前年比では2.1%増となっ た。平均労働時間は週34.5時間で前月から変わらず。

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原題:Payrolls in U.S. Rose 142,000 in August, Fewest This Year (3)(抜粋)

--取材協力:Alexandre Tanzi.

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