米年金基金、シティなど13社をデリバティブ指標操作で提訴

バークレイズやバンク・オブ・アメ リカ(BOA)、シティグループなど金融機関13社は、金利デリバティ ブ(金融派生商品)などの指標であるISDAFIXレートの操作で共 謀したとして、米アラスカ電気年金基金に提訴された。

同基金は4日、ニューヨーク市マンハッタンの連邦地裁に13社を提 訴。13社が共謀してISDAFIXを人為的な水準に設定することで、 デリバティブ投資家への支払い額を操作したとし、この行為が ISDAFIXに連動する数兆ドル相当の金融資産に影響したと主張し た。

同基金は、13社が電子チャットルームなどの私設通信手段を使って 連絡を取り合い、少なくとも2009年から同じレートを提出し始めるよう になったと主張した。

同基金は、ISDAFIXに連動する金利デリバティブ取引に06年 1月から14年1月に参加した全ての投資家を代表する集団訴訟を目指し ている。賠償請求額は明らかになっていない。

今回訴えられたのは他に、ドイツ銀行とBNPパリバ、HSBCホ ールディングス、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ (RBS)、クレディ・スイス・グループ、UBS、ゴールドマン・サ ックス・グループ、野村ホールディングス、ウェルズ・ファーゴ、JP モルガン・チェース。ISDAFIXの設定を管理するICAPも被告 になっている。

バークレイズとシティ、BOAの広報担当者はコメントを控えてい る。ICAPは電子メールで、「訴状を確認しておらず、現時点でコメ ントできない」と説明した。

--取材協力:Matthew Leising.

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