LMEニッケル:続伸、7週ぶり高値-フィリピン鉱石禁輸懸念

4日のロンドン金属取引所 (LME)のニッケル相場は続伸。一時、約7週間ぶりの高値に達し た。フィリピンが鉱石の輸出を禁止するとの懸念が広がり、アジアから の供給不安が一段と高まった。

フィリピンのパヘ環境天然資源相は、政府として鉱石輸出の禁止に 向かうべきだと述べ、国内での鉱石加工促進を狙って提出された輸出規 制法案を支持する姿勢を示した。LMEのニッケル相場は今年、インド ネシアが鉱石輸出規制を導入した後、40%上昇した。

コメルツ銀行のアナリスト、ダニエル・ブリーゼマン氏はリポート で、禁輸措置導入となれば「ニッケル価格は間違いなく大幅に上昇する だろう」と指摘した。世界最大のニッケル消費国である中国向け鉱石供 給で、フィリピンはインドネシアに代わって首位となっている。

LMEのニッケル相場(3カ月物)は前日比1.7%高の1トン =19395ドルで終了。一時19498ドルと、7月14日以来の高値を付けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物12月限は前日比0.8%高の1ポンド=3.151ドル。

原題:Nickel Rises to Seven-Week High on Philippine Ore-Export Concern(抜粋)

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