ウクライナ、戦闘継続と和平の岐路に-5日にミンスク協議

ウクライナ東部の2州は戦闘継続と 和平の岐路に立たされている。同国のポロシェンコ大統領は停戦に向け 動き、親ロシア派武装勢力は5カ月余り続いた戦闘で得た戦果の確保を 目指した。

ポロシェンコ大統領はベラルーシの首都ミンスクで5日に開かれる 親ロシア派を交えた協議で停戦への道筋が開かれるとの「慎重ながらも 楽観的」な見方を示した。

一方、北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長はロシ アのプーチン大統領が示した和平提案が本物かどうかはまだ判断しかね ると指摘。「これまでも似たような声明や動きはあったが、ロシアがウ クライナ情勢の不安定化を続けることを隠す偽装行為でしかなかった」 とし、「経験上、慎重にならざるを得ない」と英ウェールズのニューポ ートで記者団に語った。

プーチン大統領は3日、7項目から成る和平案を示し、ウクライナ 東部での武装勢力の攻撃停止や、住宅地からのウクライナ軍の撤退を求 めた。

一方的に独立を宣言しているウクライナ東部の2州は声明を発表 し、自分たちの政治的解決案をウクライナ政府が受け入れれば停戦に合 意する意向を示した。

メルケル独首相はNATOサミットで記者団に対し、「明日ないし 今後数日内に言葉に実行が伴うかどうか、われわれは見守るだろう」と 発言。「ポロシェンコ大統領が政治的解決を強く望んでいることは確か に感じられた」と語った。

5日のミンスク協議にはウクライナとロシア、ウクライナ武装勢 力、欧州安保協力機構(OSCE)の代表が参加する。

原題:Ukraine East Teeters Between War, Peace as Cease-Fire Talks Set(抜粋)

--取材協力:Patrick Donahue、Gregory Viscusi、Angela Greiling Keane、Thomas Penny、Phil Mattingly、Volodymyr Verbyany、Ian Wishart.

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