米国株:3日続落、原油価格の下落でエネルギー株安い

4日の米国株は3日続落。S& P500種は6月以来で最長の連続安となった。原油価格の下落を手掛か りにエネルギー株が売られた。欧州では新たな景気刺激策が発表され た。

S&P500種産業別10指数の中でエネルギー株は1.3%下落と、最大 の下げだった。ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・イン ターミディエート(WTI)は1.1%安だった。石油のシェブロンとエ クソンモービルはいずれも下落。

一方、衣料品メーカーのフィリップス・バン・ヒューセン (PVH)は上昇。同社四半期利益がアナリスト予想を上回った。

S&P500種株価指数は0.2%下げて1997.65。ダウ工業株30種平均 は8.70ドル安の17069.58ドル。

グリーンウッド・キャピタル・アソシエーツの最高投資責任者 (CIO)、ウォルター・トッド氏は「市場にある種の疲労感が見られ た」と述べ、「8月初めの1900台から一気に戻して最高値をつけた。短 期的な相場には様々な向かい風があり、買い疲れが見られる」と続け た。

S&P500種はここ3日間で0.3%下落した。先月は月間ベース で3.8%上昇し、2月以来の大幅高となったほか、初めて2000台を記録 した。

ECBの利下げ

欧州中央銀行(ECB)は予想に反して利下げを決定した。さら に、失速しているユーロ圏経済に銀行からの資金が流れやすくするため 資産購入を開始すると発表した。これに反応して欧州株は上昇、欧州債 市場ではユーロ参加国の国債が総じて上昇し、8カ国の2年債利回りが マイナスとなった。

前日の米国株は、アップルの競合他社が新製品を発表したことなど を手掛かりに下落した。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数( VIX)は2.3%上昇の12.64と、3日連続で上昇した。これは8月1日 以来最長の連続上昇だった。VIXは先月に29%低下と、ほぼ3年ぶり の大幅な低下を記録した。

非製造業景況指数

米供給管理協会(ISM)が発表した8月の非製造業総合景況指数 は活動の拡大を示し、9年ぶりの高水準となった。労働省が発表した週 間新規失業保険申請は前週からほぼ変わらず。

給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インスティテュートが 発表した給与名簿に基づく集計調査によると、8月の米民間部門の雇用 者数は市場予想を下回る伸びだった。労働省は5日に8月の米雇用統計 を発表する。

原題:U.S. Stocks Drop Third Day as Energy Producers Sink With Crude(抜粋)

--取材協力:Jonathan Morgan.

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