ロ大統領はウクライナで水面下の作戦継続か-連邦制導入狙う

ロシアのプーチン大統領はウクライ ナの将来を左右する決定への拒否権を有する準国家を同国極東部に創設 するまで、水面下の作戦を継続する見通しだ。5人の現役・元ロシア当 局者と顧問が指摘した。

プーチン大統領とウクライナのポロシェンコ大統領は3日、5カ月 余りに及んだ戦闘を終結させる枠組みで合意。ただ、これら当局者によ ると、今後もプーチン大統領は北大西洋条約機構(NATO)加盟など 国家レベルの重要な決定を拒否する権限を含む幅広い自治権をドネツ ク、ルガンスク両州に付与するよう求めていく方針。

先週プーチン大統領と話したという当局者1人が匿名を条件に明ら かにしたところによれば、同大統領は確実に目標を達成するため、ウク ライナの総選挙が終わり暖房が使われ始める11月まで待つ用意があり、 必要なら譲歩を引き出すために天然ガスの供給停止を延長するなどの圧 力を加える見込みだ。

プーチン大統領の1期目に顧問を務めたロシア国家戦略研究所(モ スクワ)のスタニスラフ・ベルコフスキー所長は「プーチン大統領が目 指しているのはウクライナを力で屈服させることだ」と指摘。「ウクラ イナの一部を陰でコントロールし、NATO加盟を阻止するためにプー チン氏は連邦制導入を望んでいる」と説明した。

原題:Putin Seen Waging Shadow War in Ukraine Until NATO Veto Assured(抜粋)

--取材協力:Daryna Krasnolutska.

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