投資適格債のマイナスリターン、7年は覚悟せよ-モルガンS

投資適格級の債券への投資で利益を 上げるには2021年まで待つしかないという暗い見通しがある。

モルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントのシニア市場スト ラテジスト、ジョナサン・マッケイ氏は投資適格債のリターンが向こう 7年間にわたって年1-2%にとどまると予想する。物価上昇を考慮す ればリターンはマイナスだ。12年まで30年間のリターン平均が年間でプ ラス8.7%だったことを踏まえれば様変わりだ。

同氏は「債券に利益やリターンを期待できないため、前回のサイク ルより債券の平均的組み入れを減らす」べきだと投資家に呼び掛ける。 金融緩和策が債券価格を下支えしていく一方で、「付随する悪影響がポ ートフォリオのリターンを押し下げることになる」と説明する。

これを回避する方法は高利回りの資産を購入することだとマッケイ 氏は指摘。今年は格付けが高めの債券が比較的リスクの高い債券のパフ ォーマンスを上回っているが、流れが反転する可能性があるという。

同氏は「セーフヘイブン(安全な避難先)と認識されている、ある いは認識されていた分野への債券組み入れを減らすことをわれわれは助 言している」と述べている。

原題:Brace for Seven Years of Bond Losses That Morgan Stanley Expects(抜粋)

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