伊藤教授:GPIF改革後に円は弱含むだろう

年金積立金管理運用独立行政法人 (GPIF)などの運用見直しとガバナンス改革を訴えた政府の有識者 会議で座長を務めた政策研究大学院大学の伊藤隆敏教授は、 GPIF が競争力を高める方向に動くのに伴い円は弱含むとの見解を示した。

伊藤氏はGPIFが戦略見直しの終了後により多くの株式を購入す る可能性があると指摘した。米ニューハンプシャー州で金融安定センタ ー(CFS)が主催した会議での発表後に発言した。GPIFは3月時 点で運用資産126兆6000億円の約55%を国内の債券に投資している。

同氏は最終的に日本の株価はプラスの影響を受け、円相場には下落 方向の効果が見込まれると述べた。

GPIFの運用見直しに伴うインフレ目標への影響については、市 場にインパクトを与えることが改革の目的ではないと説明した。

また塩崎恭久元官房長官が厚生労働相に就任したことに関しては、 安倍晋三首相がGPIFの改革推進に真剣であることを示す極めて良い サインだと個人的に受け止めていると語った。

原題:Yen to Weaken After Pension Fund Reforms, Panel Adviser Ito Says(抜粋)

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