米国株:ナスダック下落、アップルに売り-テクノロジー株安い

3日の米国株式市場でナスダック総 合指数がほぼ1カ月ぶりの大幅下落。特にアップルが下げた。競合他社 が新型スマートフォン(多機能携帯電話)を発表したほか、著名人の画 像流出をめぐり同社が批判されていることが売り材料となった。

アップルは4.2%安と、1月以来の大幅安となった。デルタ航空も 下落。同社は第3四半期の業績見通しを引き下げた。パルトグループな ど、この日は住宅建設株が売られた。

ナスダック総合指数は0.6%下落。S&P500種株価指数は0.1%下 げて2000.72。ダウ工業株30種平均は10.72ドル(0.1%未満)高 い17078.28ドルだった。

ウェドブッシュ・セキュリティーズの株式トレーディング担当マネ ジングディレクターのマイケル・ジェームズ氏はインタビューで、「過 去数カ月間のアップル株の値動きはかなり力強かった」と述べ、「新型 iPhone(アイフォーン)発表にまつわる強材料の多くが株価に織 り込まれて現在の水準に達した。投資家は単に利益を確定している」と 続けた。

サムスンが新製品発表

韓国のサムスン電子は新しいスマートフォン(多機能携帯電話) 「ギャラクシーノート」2種を披露。大型画面の投入が予想されている アップルに先制した格好だ。

9月9日のアップルのイベントでは新型アイフォーンやウェアラブ ル(装着型)端末、さらに携帯端末上での決済システムの発表が予定さ れていると、事情に詳しい関係者が明らかにした。

S&P500種のテクノロジー株価指数は0.7%低下。大手テクノロジ ー企業で構成されるナスダック100指数は0.6%低下と、8月5日以来の 大幅な下げとなった。

S&P500種は8月に月間ベースで3.8%高となり、初めて2000を超 えた。景気回復の兆しが見られている中で、米金融当局は引き続き低金 利を維持するとの見方が背景。

ベージュブック

米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベ ージュブック)によると、米国の景気は夏季に引き続き拡大した。次回 の米連邦公開市場委員会(FOMC)は9月16-17日に開かれる。

米商務省が発表した7月の製造業受注額は前月比10.5%増加した。 ブルームバーグ・ニュースがまとめたエ コノミスト予想の中央値 は11%増だった。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数 ( VIX)は0.9%上昇の12.36。VIXは先月、29%低下した。

デルタ航空は5.2%安。約2カ月ぶりの大幅安だった。同社はアナ リスト向けの会合で有償旅客マイルは第3四半期に2-3%増加すると の見通しを示した。従来予想では2-4%増だった。

パルトグループは3.8%安。住宅関連用品小売りのホーム・デポ は2.4%下げ、ダウ平均銘柄の中で最大の下落率だった。

原題:Nasdaq Composite Drops as Apple Slump Drags Tech Shares Lower(抜粋)

--取材協力:Claudia Carpenter、Michael Shanahan、Paul Dobson、Sofia Horta e Costa、Will Hadfield.

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