イスラム国、イラクで少数派を「民族浄化」-アムネスティ

国際人権団体アムネスティ・インタ ーナショナルは、国際テロ組織アルカイダから分離したイスラム過激派 「イスラム国」が、イラク北部の少数派住民に対し「相次ぐ民族浄化」 を行っている新たな証拠を入手したと発表した。

アムネスティが2日発表した報告書によると、イスラム国はイラク 北部の広範囲にわたる地域を掌握した後、キリスト教徒と少数派のヤジ ディ教徒を組織的にターゲットとしている。ヤジディ教徒数千人がイラ ク北部の町シンジャルから避難し、国際救援活動や米国による空爆が実 施されている。

アムネスティの危機対応シニアアドバイザー、ドナテラ・ロベラ氏 はイラク北部で、「イスラム国は、アラブ人以外、スンニ派イスラム教 徒以外の全ての痕跡を消し去るため残忍な行為を繰り返しており、卑劣 な犯罪によってシンジャルの農村地域を血まみれの戦場へと変えてい る」と述べた。

イスラム国はイラクとシリアの一部地域で支配権を主張。両国での 戦闘で数千人が死亡し、国際移住機関(IOM)によると、イラクでは 避難民が160万人を超えている。

原題:Islamic State Committed Ethnic Cleansing in Iraq, Amnesty Says(抜粋)

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