米リンクトインの中国検閲対策、やり過ぎか-見直しを検討

ビジネス向けソーシャル・ネットワ ーキング・サービス(SNS)最大手、米リンクトインが今年、中国語 サイトを開設した際、中国政府の検閲規定に沿った方針を採用した。だ が今から振り返れば、やり過ぎだったかもしれないと同社は受け止めて いる。

中国でリンクトインの利用者が同国政府のルールに違反するとみら れる投稿をした場合、同社はそのコンテンツを中国だけでなく世界中で ブロックしている。利用者が投稿したコンテンツが中国政府に知られ、 それを当局側が共有する可能性があることを踏まえ、利用者を守るのが 狙いだ。だがこれが国外へメッセージ発信を求める中国の利用者の不興 を買っている。

リンクトインの広報担当ハニ・ダーズィー氏は2日、「現状を是正 したいと考えている。中国で認められていない中国の利用者からのコン テンツを中国国外で見ることができるように方針を変更することを真剣 に検討している」と述べた。

リンクトインのジレンマは、厳格な検閲規定のある国でのSNSに よる事業展開の難しさを浮き彫りにしている。ツイッターとフェイスブ ックは中国でアクセスがブロックされている。事情に詳しい関係者によ れば、フェイスブックは北京中心部でリース物件のオフィスを契約、徐 々に中国での広告事業を拡大している。

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