東南アジアへの旅行プランがお買い得-中国人が敬遠

中国最大のオンライン旅行代理店は 東南アジアのビーチやショッピングモールを訪れる旅行プランを30%値 引きしている。中国人が申し込まないためだ。

Cトリップ・ドット・コム・インターナショナル(携程旅行網)の 広報担当マネジャー、 蒋海浜氏は「シンガポールやマレーシア、タイ はこれまで中国人に人気の旅行先だった。こうした旅行は今年かなりの 影響を受けている」と語った。

政治問題をきっかけにした衝突に加え、3月に北京行きのマレーシ ア航空機が消息不明となったことを背景に、中国人旅行客は東南アジア を敬遠している。フィリピンやベトナムとの領有権争いも政府間関係に 影を落としている。東南アジアを旅する人たちの経由地となるシンガポ ールは、中国人旅行者が1-6月(上期)に30%減少したことを明らか にしている。

中国人は2012年の時点で東南アジアを訪れた全旅行者の1割を占め た。同地域で数百万人の雇用を担い国内総生産(GDP)にも大きく貢 献している業界にとって、中国人旅行客の減少は脅威となっている。

マレーシアでは中国人誘拐事件も発生。同国への中国からの旅行者 は4月に前年同月比で20%減少、5月には32%落ち込んだ。

原題:Chinese Say No as MH370 to Thai Coup Deter Trips: Southeast Asia(抜粋)

--取材協力:Choong En Han、Chong Pooi Koon、Rieka Rahadiana、Neil Chatterjee、Tony Jordan、Sharon Chen、Clarissa Batino、K. Oanh Ha、Anand Krishnamoorthy.

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