豪州:4-6月GDP、前期比0.5%増に鈍化-予想は上回る

オーストラリア経済は4-6月(第 2四半期)に通貨高と商品価格の下落が響いて減速に見舞われ、内需促 進のために政策金利を過去最低水準に据え置くオーストラリア準備銀行 (中央銀行)の政策スタンスの妥当性を裏付ける形となった。

豪統計局が3日発表した4-6月期の国内総生産(GDP)は前期 比0.5%増となり、1-3月期の同1.1%増から景気拡大ペースの鈍化が 示された。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト27人を対象に実施 した調査の予想中央値は0.4%増だった。

JPモルガン・チェースの豪州担当チーフエコノミスト、スティー ブン・ウォルターズ氏(シドニー在勤)は「過去数四半期にわたる純輸 出と在庫のあらゆる大きな動きを見れば、豪州経済が同じジレンマを引 き続き抱えていることが分かる。鉱業以外で何が成長しているかと言わ れれば、大して成長していない」と指摘した。

第2四半期GDPは前年同期比では3.1%増加。エコノミストの予 想中央値は3%増だった。

項目別では家計支出が前期比0.5%増加し、GDP成長率を0.3ポイ ント押し上げた。住宅建設は2.3%増となり、GDPの伸びに0.1ポイン ト寄与した。一方、機械・設備への投資は3.4%減少し、GDP成長率 を0.2ポイント押し下げた。交易条件は前期比4.1%のマイナス、前年同 期比では7.9%悪化した。

--取材協力:Kimberley Painter、David Fickling、Benjamin Purvis.

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